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報告者: サニタリー事業部 杉本 望  
 本年4月、新卒で弊社に入社、サニタリー事業部ベストコントロール(PC)・グループに配属され、将来同定技術者(昆虫の分類上の所属や種類を特定し、その生態を解明することで、より効果的な防除方法を策定する技術者)を目指しています。 入社6ヶ月で派遣されたNPMA(全米ペストマネージメント協会)の年次大会では、米国の最新の情報を目の当たりにすることができ、非常に良い勉強になったと同時に、PCは幅広く、今後も大きく成長する可能性があり、自らもまだまだ勉強すべき必要があると強く感じました。
 日本と米国におけるPCの認知の格差は、目を見はるものがあります。米国では民間人がPCを理解し、その業務は個々の家庭にとって必須不可欠なものであると考えています。またNPMA会場の豪華さからも、非常に注目されていると感じました。

以下、大会の 概要を、ご報告致します。
開催期間 2006年10月24日〜28日
開催地 アメリカ テキサス州 ダラス
内容 各技術セミナー・フィールドツアー、資材の展示会など
目的
現在のアメリカにおけるPCの動向を視察する
報告
・ 現在アリ類、クモ類、白蟻、蚊、ナンキンムシなどの駆除依頼が多い。飛翔性より歩行性の昆虫の方が問題になっている様である。また、一般家庭の施工が多く、家主はPCについて家族の健康を守るものであると考えている。台所・庭・地下室が施工対象とされる。
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・施工においてはベイト剤(多くがアリ用)及びスチーム機(ナンキンムシ用)などが使用され、ノンケミカルな施工が行われている。その為、各種ライトトラップ、粘着トラップ、フェロモントラップなどが様々に使用され、単種の昆虫に特化した企業もある。
・ PC業者の宣伝媒体は、電話帳、インターネット、メール、ラジオやテレビ、業務用名刺、コップ・帽子・服などの商品、車などである。

(写真は会場内駐車場に止まっていた蚊の施工用車両)
・ その他、野生生物の捕獲も行われており、様々な資材・機材が用いられている。
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総括
 今回NPMAに参加して、米国におけるPCという業界の幅広さ、認知度の高さ、重要性を認識させられた。そして、何よりマーケットの大きさに驚かされた。 また一つの業務(例えば衛生害虫を単種に絞込み)に特化して、各企業独自のシステム及び新しい資材・機材が考案されている。しかしながら、顧客の要望に対する早急な対応が最も重要であることは日本においても共通である。その他、セミナーや展示会の参加者たちもしきりに質問などしている姿が見られ、非常に熱気のある学会であった。
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